愛知県といえば名古屋って言うと岡崎市の人はキレるって本当ですか?
愛知と名古屋で悩んだ末に名古屋って書くことにしました。あんどうです。
だって名古屋しかわかんないんだもん。
ちなみに日本三大・県名を食ってる市名は
神戸(兵庫県)、横浜(神奈川県)、そして名古屋(愛知県)ですよね。
イメージカラーがいい感じに信号機。
8/6 6:00 ―名古屋から出発
さてさて電車ホテル(笑)を早朝6時に早くも追い出された私、途方に暮れます。
観光するにも早すぎるし〜出発するにもなんか早いよな〜って感じ。あとでこの時出発しなかったことを悔やむんですが。
とりあえず駅を出てみると
と、都会だーーーーー
え、?めちゃ都会やん!なんかコクーンタワーの親戚みたいなのあるし!高級ブランドの路面店とかあるし!
東京に住んでたはずなのに無駄に興奮しましたが、今思えばエネルギーの無駄遣いでした。
もう一度言いますよ。無駄でした。
でも、昨日まで人工物といえば
【再登場、どこから数えて一里なのか定かではない一里塚。よく考えたら塚でもない。】
こんなのしかない、みたいなレベルの山とか通ってたんで。レベルが急に変わりすぎ。
友達とすべらない話してたら小藪参戦、みたいな。いやーびっくりした。無駄に。
この後、久々の都会を堪能しようと早朝の街を巡るも、お店は開いておらず。
観光目的の旅ではないけど、せっかくだから少しは観光したいという欲が松本城以降生まれていたので
せっかくだから名古屋城の開場を待つことに。
1時間くらいあったので、看板の後ろの道路で寝て待ちました。不用心。
9:00 ―名古屋城オープン
寝てたら開いてました。うおー人生初名古屋城だがや。
さすがというか、なんか存在感ありますよね。風格みたいな。
やっぱ「城」って感じですよね。「Castle」とか「キャッスル」だとなんか違う。
僕は西洋かぶれなんですけど、こうして見ると日本建築もいいなあと。
【実物大のしゃちほこ。単体で見ても特にうれしくはない。】
開場まで待ってしまったのですぐ出発したく、一通り見て名古屋城を出ます。
悲しいことに時間に余裕がなく、楽しみだった名古屋グルメも開店前のため食べられず。
前日にオススメを聞いたらめちゃめちゃ色々教えてくれた名古屋出身の友人に申し訳なくなりました。
ていうかこんなに地元のオススメとかできる気がしない。すごい。自分もちゃんと知っとかなきゃ…。
9:40 ―滋賀に向けて出発
グルメへの未練もそこそこに、名古屋を出発します。
田舎道には辟易していたので市街地を走れる安心感に浸っているのもつかの間。
やっぱり田舎やん。
もうね、Googleマップは僕に自然の厳しさを伝えようとしてくれているに違いありません。
一周回って感謝の気持ちさえ芽生えます。愛知も名古屋を一歩出ればこれです。都会って一部しかないんだなあー。
10:50 ―木曽川
いや海か。こんな川存在するんだ。
日本のでこれなら、アマゾンとか川だって言われても絶対信じないだろうな…
12:40 ―関ヶ原近辺
今日は天気良くてすごい暑いなー、と思ってたんですけど
ほぼ体温でした。
しかもこの辺り、平地なせいか日陰も風もほとんど無いので自転車をこぎ続けていると体の熱が全く逃げません。
やばい、早く日陰なりコンビニで休んで体温下げないと熱中症になる〜
★日陰ゼロ★
名古屋を早く出なかったのを悔いたのはこの時です。昼は暑すぎる。
人間、体温が上がりすぎると汗もかかなくなるんだと初めて知りました。
まあこれ、熱中症の症状なんですけどね。
体調悪くて犯罪者くらい目つき悪くなってたので、市民を怯えさせてたかもしれません。
それでも止まるわけにいかず、本当に意識が飛びそうなくらい体調が悪かったのと、あと関ヶ原やし
「ここで死ぬのか俺は・・・」みたいなことをぼんやり考えていたら
ん?
水だ。
うおわあわああああああああsjhgぅあえr
まあ飛び込みましたよね。
だってそこに川があったんだもん(錯乱)
異常なまでに上昇した体温が下がる感覚はまさに天にも昇るようでした。みなさんも一度やればわかりますよ。
はたから見たら急に一人で川に飛び込んでる人ですけどね。
↑放り出された荷物と自転車を川から見た図
さて川の力を借りてすっかり元気になった僕は、
ここからまた頑張るぞ!という気持ちと川の水特有の少しの生臭さをまといながら関ヶ原を後にします。
ちなみに道中に「小早川秀秋陣跡」みたいなのがいっぱいありましたが、僕は世界史しかやっていないのでよくわかりませんでした。
この後めちゃめちゃ暑いのに長い登りがあったので再び本当に死にかけましたが、登りきったところで滋賀県に突入。
この頃にはなんか頭痛とか吐き気とかし始めてたんですが気にしないふりをしました。
15:30 ―彦根市
うおおおおおおHikone City
今日の目的地である彦根市にようやく到達。どっかの県とか市に入るたび「うおお」っていう癖がつき始めてる気がする。
本当に暑かったので、距離は昨日よりだいぶ短いのにもうヘトヘトです。
みなさん、炎天下での運動は適度な休憩が大切ですよ。無茶すると本当に死ぬ。
ちなみに、なんで彦根?ですが、姉の家がある=宿があるからです。距離的にもちょうどよかったし。
ただ、問題は彼氏と同棲してるということ。ものすごい申し訳なさと居心地の悪さを抱えて一夜を明かすことになるのか・・・という不安に襲われました。
16:00 ―彦根城
↑卒アルの集合写真で一人だけ右上に合成されてる風ひこにゃんパネル
図らずもここまでの旅で上田城、松本城、名古屋城と、城を通過してきているのでなんだか城があったらいかなきゃいけないような気になっていたので彦根城にも来ました。ひこにゃんかわいい。
せっかくだから天守には毎回登っているんですが、炎天下の行軍を終えたボロボロの体にはすごいダメージです。
特に彦根城はほぼハシゴじゃんみたいな異常に急な階段が多く、落ちて死んでもおかしくなかった。実際何人か死んでるでしょコレ。袴につまづいたりとか。
天守閣からの一枚
16:40 ―キャッスルロードで小観光
名古屋でグルメを逃した手前、何か食べなきゃ!という使命感に駆られたので少し観光することに。
↑近江牛をお安く食べる手段としてのコロッケ
↑彦根にしかお店がないらしいお菓子屋さんの「黒どら」アイス風でとてもおいしい
腰を落ち着けると2度とは自らの足で立てそうになかったので、食べ歩きで。
この通りは昔ながらの風情がある町並みでいい感じでした。「キャッスルロード」という欧米風の名前は意味不明だけどな。
「城」と「キャッスル」は違うって言ってるじゃん。人の話聞いてないでしょ。
17:30 ―姉宅付近
18:00過ぎに家に着く、と伝えてあったのでまあちょっと早いけど〜、と思っていたら
「ふーん」て。
早く着いたので、ファミマの駐車場で1時間くらい座り込むという謎の時間を過ごしました。
地元の高校生にめっちゃ見られるので、途中から笑顔で手を振ってたらみんな自転車のギアを上げて逃げていきました。
世知辛すぎるだろ日本。どうなってるんだ滋賀県。
ちなみにアイスボックスにカルピス炭酸入れたら美味しかったです。
18:45 ―姉の家
実は姉とは1年半ぶりくらいの久々の再会だったのですが、なんか妙に不機嫌。
彼氏さんは仮眠中だし超居づらいじゃん。と思ったのですが、その後だんだん機嫌は回復。
彼氏さんも話せばめっちゃいい人で、美味しい日本酒とか飲ませてくれました。
おいしい!楽しい!すごいぞ滋賀!と思ってたんですが、さっきから鼻水と咳が止まらない。あとワキ汗がすごい。
風邪ひいてた。
まさか旅の途中で体調崩すことになろうとは・・・
しかし8/8から禅寺で修行をする予定があるしこんなところで立ち止まるわけにはいかないので、全力で就寝。
だんだん近づいて来ているらしい台風にもおびえつつ、旅の4日目は風邪で死にかけながらの幕引きとなりました。
走行距離75km 累計372.5km
・東海地方暑い
・岐阜もちょっと通った
・熱中症は気づいたときにはもう危ない
・関ヶ原では人が死ぬ
・ひこにゃんは常に城にいるわけではない
・姉は彼氏の新しい髪型(パーマ)が気に入っている
・夏でも風邪はひく
次回は滋賀〜京都市、京都市〜亀岡市の2日間をまとめます。
8/7 突然の風邪。迫り来る台風。 神などいない どうも。弱り目にたたり目、泣きっ面に蜂、風邪っぴきに台風。あんどうです。 やっぱり神頼みしても台風は来ますね。ご覧の通り朝から雨風が窓に打ち付けてました。 距離[…]